マルイファミリー海老名の売上はどれくらいの大きさなのか

行政・企業

マルイファミリー海老名、ビナウォークの中核テナントであり、ららぽーと海老名ができる前から海老名市民に愛されてきたお店だと思います。そんなマルイファミリー海老名ですが、ららぽーと海老名ができたりという海老名の環境の変化や、マルイ自体がフィンテックに注力するといった事業改革が行われている中で、売上はどれくらいの大きさなのか調べてみました。

マルイファミリー海老名の取扱高推移

マルイファミリー海老名の取扱高推移は以下になります。取扱高はマルイファミリー海老名に出店している店舗の売上を全て足し合わせたもので、そのうちの一定額がマルイの収益となります。

取扱高は微減傾向でしたが、ららぽーと海老名が2015年10月に開業し、その後は明確に取扱高が落ち、ららぽーと海老名にユーザーを奪われていることがうかがえます。

コロナの影響もあるものの、2021年には10年前の半分ほどまで減少しています。これはららぽーと海老名のオープンの影響とコロナ、そしてマルイの事業構造の転換の3つが要因として挙げられるでしょう。

マルイは現在「売らない店舗」の割合を上げ、来場者を増やし、小売の売上は減らすが、利益率の高いフィンテック(カードクレジット)の売上で収益をあげていくという戦略を推し進めています。

マルイファミリー海老名の取扱高はどれくらいの規模なのか

マルイファミリー海老名の取扱高はここ10年でほぼ半減していることがわかりました。その中で、他の店舗と比較して、取扱高は大きのでしょうか小さいのでしょうか。

2022年3月時点のデータでマルイの店別取扱高を比較したものが以下になります。

閉店した店舗を除いた22店舗の中で、12番目の取扱高の大きさと、真ん中に位置しています。

今後のマルイファミリー海老名

マルイの戦略としては、取扱高を大きくしていくことに今後注力しない方針のため、マルイファミリー海老名の取扱高も70-80億の間をいったりきたりするものだと思われます。

ららぽーと海老名が2022年にリニューアルを行い、明確に店舗別の売上を増やしにきている中で、マルイは店舗以外のところで収益をあげる戦略に切り替え、差別化をはかっています。その戦略がこれまで通り順調に推移するのか、それとも店舗別の取扱高の落ち込みが止まらずまた違うテコ入れが必要になるのか、今後のマルイファミリー海老名の進化に期待です!

コメント

タイトルとURLをコピーしました